2013年05月11日

韓国映画『ハナ〜奇跡の46日間』

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1991年
史上初!南北統一チーム


制作時から楽しみにしていた映画『コリア』。
昨年5月に韓国に行った時、釜山南浦洞のシネコンで観て来ましたよ。
制作中に北朝鮮による延坪島砲撃事件があったり、南北関係が融和から対立へと傾倒しだした時期だけに、どう完成されたか気になったりしたけど、公開された映画は期待以上の出来で、面白くて、感動して、大満足!観終わった後、「観て損した。金返せっ!」って思う映画も多い中、「観て得した。ありがとう!」と感謝したくなる映画でした。
余韻に浸りながら屋台で飲んだ焼酎がとても美味しかった事を思い出す。

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焼酎の名の通り“いい日”でした。

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あれから1年。日本でも是非公開してほしいなと思っていたけど、ようやく公開ですね。
『パッチギ!』や『フラガール』で知られるシネカノン元代表リ・ボンウ氏がスモモという新会社を立上げ復活を期して配給した映画。

HP⇒SUMOMO

大ヒット映画『シュリ』や『JSA』の配給や、『スキャンダル』のプロモートでぺ・ヨンジュンを来日させ韓流ブームの立役者となったリ・ボンウ氏だったけど、今は当時と状況が違い韓流に対する逆風が吹く中、劇場公開へこぎ着けるにはさぞ大変だったと思いますよ。
半自主上映的なひっそりとした公開になってしまったけど、これは文句なくいい映画です。自信を持って推薦出来ますよ。
日朝、日韓、南北と、対立の連鎖が絡み合う不安定な情勢の今だからこそ、観るべき映画だと思うし、是非多くの方々に観て頂きたいと思いますね。

公開中の劇場はコチラで⇒映画『ハナ〜奇跡の46日間』オフィシャルサイト

★DVD/洋画/ハナ 奇跡の46日間/OED-10063



1991年に日本で開催された世界卓球選手権大会で、韓国と北朝鮮が史上初の南北統一チーム「コリア」を結成し出場した実話を映画化。練習方法や価値観の違いから激しくぶつかり合いながらも、チームの勝利を目指す選手たちの熱い友情と闘いの日々を描く。メガホンを取るのは、本作で監督デビューを果たすムン・ヒョンソン。韓国を代表するスター選手役に『私の愛、私のそばに』のハ・ジウォン、北の代表選手を『空気人形』のペ・ドゥナが熱演する。
シネマトゥデイ

<予告編>


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『グエムル 漢江の怪物』、『TSUNAMI -ツナミ-』で共にチョンマン映画(1000万人動員映画)女優となり今や押しも押されぬ韓国を代表する人気女優でるペ・ドゥナとハ・ジウォンが当時南と北の卓球界のエースとして君臨したヒョン・ジョンファとリ・ブニといった実在するライバル同士に扮し、実話同様にライバル心ムキだしで魅せる演技は必見ですね。

リ・ブニ(左)ヒョン・ジョンファの実際の写真
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ヒョン・ジョンファを演じたハ・ジウォンの場合、演じる元となったヒョン・ジョンファが直接卓球指導で撮影中をともに過ごしたので、わりと人物像を把握するのには容易かったハズだけど、直接会える事のできない北の選手を演じるペ・ドゥナの方は大変だったようです。
参考資料があまりない中、とりあえずは南側の人々がごく一般的に想像する感情のないロボット人間的なキャラとして登場するが、そこは演技派女優ペ・ドゥナ、感情を抑えながらも、強い信念を持った誇り高き北のエースをしっかりと演じ切っていましたね。
韓国での公開前の試写会後のインタビューで、「北の選手を演じるのに、どのような演技を心がけましたか?」との記者の問いに「将軍様を想いながら演じました」とペ・ドゥナ。
ジョークなのか、天然なのかはともかく、どんな役にもなり切る“役者バカ”ペ・ドゥナの真骨頂ですね、この答えは。
その後インタビューでの発言を伝え聞いた実兄から「その発言は危険だぞ!」と叱られたというエピソードも、のちのインタビューで語っていました。

現在のリ・ブニさん
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93年に選手を引退したリ・ブニさんは朝鮮体育大学を卒業後、体育部門関係者として卓球の指導に携わった後、2010年に朝鮮障害者保護機関体育専任部署が発足と同時に初代書記長に任命され、昨年開催されたロンドンパラリンピック選手団長として、北朝鮮初のパラリンピック参加を果たしたニュースが韓国で大きな話題となっていました。

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統一コリア総監督となった北朝鮮チームの監督を演じたキム・ウンスも男気があってカッコよかったな。
「この地球上に歌っていけない歌なんかないんだ!」と叫んだパッチギ!での大友康平を彷彿させてくれます。
そう言えばこの人は『パッチギ!ラブ&ピース』で主人公アンソンの伯父さん役を演じたパッチギファミリーの一員でしたね。

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北朝鮮チームの選手を演じたハン・イェリ。
初めて見た女優さんだったけど、良かったな、このコ。

1991年千葉幕張で開催された世界卓球選手権大会の映像


実は私は映画の舞台となったこの幕張での『世界卓球選手権大会』の決勝戦を生で観戦してたんです。
大学時代卓球部所属だった稲毛に住む姉から観戦チケットをもらっていたので、「卓球の試合なんか」と思いながらも観にいったんですね。
記憶の隅の忘れ掛けていた出来事が、まさか映画化されるとは思わなかったな。
たしか写真を撮ったハズだと、棚のアルバムを探していたら何枚かありました。

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ヒョン・ジョンファは映画でのハ・ジウォン同様ツンデレ系でとがって見えた。
カメラを向けた時「アイドルじゃないんだからっ」て表情で睨まれてしまいました。
一流アスリートとしての近寄りがたいオーラを発していました。(上左)
一方リ・ブニは終始ご機嫌で会場からの観客のサイン攻めにも気軽に応じていたのが印象的。(上右)
何故か中国選手団の写真も。(下)
中国は優勝候補NO1だったが、アウェーの洗礼?で惜しくも銀メダル。
「この雰囲気で勝ったらまずいでしょ」的な空気が流れていたな。ほらあの2年前のピョンヤンで行われたサッカーWカップ予選で日本が北朝鮮に負けた時のような異様な空気感。
なにしろ統一コリアの応援はまるでホームのように凄かったから。
開幕からずっと話題をさらっていたけど、そんなにうまくいくかなっ?て思っていたけど、本当に優勝してしまったので驚いた事を覚えている。
同胞の声援が大きな力となり実力以上の力を発揮した事は確かなようでしたね。
優勝を決めた時の“喜びの大爆発”は今も強烈に記憶の中に。
会場が吹っ飛ぶかと思ったほど・・・ どんっ(衝撃)

【DVD】コリア[1DISC] 1991年、韓国と北朝鮮が南北分裂後、初めての南北統一女子卓球チームを結成し、日本で行われた世界卓球選手権に挑んだ実話を描いた2012年5月公開の卓球映画『コリア』

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posted by ぱらむじぇいぴー at 23:08| 韓国映画
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