2011年02月14日

韓国映画『私の愛、私のそばに』

ハ・ジウォン/キム・ミョンミン/私の愛、私のそばに ディレクターズ・カット愛蔵版



昨日見てきました、『私の愛、私のそばに』。
20年前の91年にリリースされ韓国民を涙で濡らした同名大ヒット曲の映画化ですね。
大好きな曲でもあり、そしてまた以前劇場で泣かされた『ユア・マイ・サンシャイン』のパク・ジンピョ監督作品との事で興味があった映画です。
『ユア・マイ・サンシャイン』、『あいつの声』に続くパク・ジンピョ監督ヒュ−マン3部作完結編とも呼ばれる同作品、実話が元となった前2作と違い実話ではありません。
しかし、モチーフとなったのは故キム・ヒョンシクさんの遺作となった曲『私の愛、私のそばに』で、どんな実話にも劣らないリアルさがありました。

【キム・ヒョンシク】【KIM HYUN SIK】 【6集】【韓国音楽CD】



過酷なスケジュールとストレス、そして酒により肝硬変を患い31歳の若さで亡くなられた人気歌手キム・ヒョンシクさんが病で倒れる直前にレコーディングし、死後にリリースされたこの曲は、彼の死のエピソードとともに当時多くの韓国民を泣かせ大ヒットしました。
愛と孤独、そして死を目前にした彼が震える魂で歌い上げた「私の愛、私のそばに」は今も不朽の名曲として広く人々に歌い継がれています。
儚い人生、人はいかに生きるべきか・・・そんなキム・ヒョンシクさんの生きざまがこの映画から伝わってきました。
ラストにハ・ジウォンとキム・ジョンミンが歌うカバー曲が流れてきた時、危うく泣かされそうになりました。

韓国映画OST / 『私の愛、私のそばに』



以前、韓国のカフェでこの曲が有線から流れてきた時、店にいた女の子が歌を聞きながらポロポロと涙を流していた姿をみました。
「こんなにも人を感動させる曲があるなんて」
ちょっとした衝撃を受けて、さっそくレコード店でこの曲が収められたテープを買いました。
これがこの名曲『私の愛、私のそばに』との出会いです。
あれから20年近く経った今も、時々聴いていました。映画化は感慨深いですね。当時の記憶がよみがえりました。

キム・ヒョンシク『私の愛、私のそばに』(1991年)


言葉も出来ず、身体も動かせない彼があなたを泣かす

体が少しずつ麻痺していく難病ALS患者ジョンウ(キム・ミョンミン)。
母の葬儀で幼馴染の葬儀指導士ジス(ハ・ジウォン)と運命的な再会を果たし恋に落ちる。
1年後に結婚式を挙げた2人だったが、新婚生活は病棟で始まった。
ジョンウは、スプーンか手にするのも苦しい立場だが、いつも見守ってくれる妻のジスがそばにいて、それが幸せであり、しかも誰よりも闘病の意志が強かった。

「ジス、私にも本当に奇跡が起こるのか...」

全身麻痺や植物人間状態の集中治療が集まった6人部屋の病棟。
同様の痛みを抱えた病棟の家族たちとお互いに励まし、慰められ過ごすうちに回復の兆しが見られる患者や、手術で希望が見えてきた患者も一人二人と現われ初めたが、しかしジョンウの病状はますます悪化するのみで、病気を冷静に受け入れ闘病に励むジョンウも、次第に変化する自分の体に嫌気がさすようになる。
そしてやがて、あれだけ避けたいと思った言語障害が始まるが・・・。

私の愛、私のそばに キム・ミョンミン.jpg


「身体がだんだん固くなっていく。
結局、俺このまま死ぬんだろ?
それでも俺のそばにいてくれる?」


私の愛、私のそばに4.jpg

物語はジョンウとジス夫婦2人のラブストーリーだけではなく、6人部屋集中治療病棟の患者とその家族の姿も描かれています。
植物人間となった夫の目覚め9年目間ひたすら待つ老婦人、昏睡状態に陥った妻を誠心誠意看護する夫、事故で半身不随となった娘の前で涙を隠しながら心で号泣する母、会社と病院を行き来しながら兄の世話をする弟など、事情は様々だが誰もが自身の生活を犠牲にしたまま、身内をそばで献身的な愛で支える家族たちのエピソードの数々。
時にコミカルな描写で笑いをさそいながらも、生と死の岐路に立たされた患者とその家族の人間模様にスポットを当て、家族とは、愛とは、そして生きる意味を問いかけたヒューマンドラマとなっています。

私の愛、私のそばに5.jpg

それにしても、ALS患者を演じた主演キム・ミョンミンの役者魂は凄いの一言。
20キロ減量でアバラが浮くほどやつれた末期の姿は圧巻でした。実は当初のキャステングはクォン・サンウに内定してたけど、彼は戦争映画のスケジュールを優先し降板となり、キム・ミョンミンに主役の座が廻ってきたそうです。
「クオン・サンウには負けないぞ」みたいな気迫がスクリーンからひしひしと感じられました。
只今フジ韓流αで放映されている『ベートーベンウイルス』での貫禄ある指揮者姿からは想像もできない姿です。
モムチャンのクォン・サンウだったらどうだったのか気になるけど。

ソン・ガイン.jpg

病棟の中でジョンウと激しく口論する小生意気な少女。
何と、演じていたのはK−POPガールズ『ブラウンアイトガール』のガインです。
韓国ではKARAのメンバーより人気あるんですね、彼女は。
こういう役で映画に出演していたなんて・・・。

Brown Eyed Girls の ガイン (Gain) - step 2/4 [Mini Album] (CD DVD)



『ブラウンアイトガール』と言えば小生意気ダンス。なるほど、生意気な小娘役が似合い、演技も達者でした。
フィギアスケート選手で、競技中トリプルアクセルの失敗で半身不随となったとの突拍子のない設定だったけど、以前韓国では体操の国民的スター少女が競技中の事故で半身不随となった痛ましい事故が実際に起きているので、この設定もアリか。
それと、なんとソル・ギョングが車イスの患者役でサプライズ出演!ほんの5秒間ほどのシーンだったが、これって笑う場面?と思いましたね。だって2か月前(09.7)同じ釜山を舞台にした『ヘウンデ』でツナミにのまれて命からから助かったソル・ギョングだったが、やはりその後「病院送り?」を思わせる悪ノリ的な演出。
しかも、恋人役は同じハ・ジウォンだし、これぞ友情出演!?おかしかったですね、この場面は。

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posted by ぱらむじぇいぴー at 01:27| 韓国映画
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